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2007年3月の日記
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3月6日(火)の夜
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先日日記に書いたデューク大学政治学部のチェアで、2008年のノースカロライナ州の知事選挙にリバータリアン党から立候補を表明しているMichael Mungerのバンパースティッカーを友人からもらいました。
僕はこの手の政治キャンペーングッズは好きです。Tシャツも欲しいくらいです。とはいえ僕にはこれを貼るべき車が無いし、どうしたものか。
自分の博士論文ですが、今学期に入って調子が最悪で全然進んでいません。分析はすでに全て終わっているし、先生方からネガティブな反応もありません。ただ自分との戦いです。第二章の政治史的な部分で資料の読み込みに思った以上に手間取っているのもありますが(現在ほとんど趣味的に『徳田球一全集』を読んでいる)、何よりもたぶん僕はこの自分の博士論文の研究があまり好きでは無いのだと思います。もちろんこの研究の政治学説的な位置づけとか、それがどう意義があり、どう面白いのかは説明できますが、そういうのとは違う次元で何か違うのです。そもそも1年前は博士論文として全く別の研究をやっていたのを、結果が出なかったため、去年の5月に今のテーマに変えたという経緯があります。
とはいえ、これを仕上げないことには人生が開けません。「博士論文は"perfection"(完璧さ)ではなく、"completion"(とにかく完成させること)を目指すべき」と言われるそうですが、まさにそのとおりだと思います。第2章を終わらせた後は、3章、4章の英語を直し、5章の方法論パートを精密にし、最終章を書かなければいけません。がんばってやれば1週間でできるくらいの分量です(ていうか、昔の僕ならできたはず)。
でも今学期の卒業は正直難しいのではないかと思っています。今学期卒業するためには、3月22日までにディフェンスの日程を決め、5月4日までにディフェンスを終わらせないといけないにもかかわらず、3月10日〜18日は春休みなので事が進められないのです。まあ、アパートの契約も8月末までだし、いずれにしても8月まではオースティンにいる予定だったのですが。次の卒業機会は8月。そのためには今度は、6月7日までにディフェンスの日程を決めないといけません。これは逃すわけにはいかない…。
ところでUT政治学部の博士号取得までの所要年数は平均7、8年となっています。僕は入学したときから常になんでこんなにかかるのか、と不思議に思っていたのですが、6年目の今感じることとしては、その最大の要因はUT政治学部のコンプが終わってから後の「ぬるま湯」状態にあるのではないかと思います。教授陣は学位取得に向けてプレッシャーをかけることがあまり無いし、金銭的にもTAをする限り財政援助が比較的容易に取れるので、学生としてもついついのんびりやってしまうようです。教授陣がプレッシャーをかけないのは、院生の個性を尊重しているとか、大人として扱っているとかではなく、単に院生に無関心なだけなのだと思います。
あとまた別の要因としては、就職でできるだけ良い所に行こう、という院生の意識もあるのではないかと思います。「とにかく5年で学位を取る」ではなく、「就職がちゃんとできる博士論文を書くために7年いる」という感じに。実際、今年のUT政治学部の就職は割と良かったのですが、その多くが7、8年目の学生であるようです。その中には4年間オフィスメイトだった7年目の韓国人が含まれており、彼はノースカロライナ大学の分校の一つのassistant professorに決まりました。彼がすごいのは、少なくとも政治学において留学生院生の就職は統計・数理分析のスキルがらみが多い中、彼は歴史的アプローチでしかもアメリカ政治をやっているという点です。1890年代、1950年代、1990年代の議会の比較というもので、計量分析は一応少しありますがメインではありませんし、そもそも彼はコースワークで方法論のシークエンスをこなしていません。彼にとって7年は長かったでしょうが、結果として意味のあるものになったということでしょう。
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3月14日(水)の昼
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先日、オースティンの近くにある比較的新しいアウトレットモールに行くと、Red Wingの店があり、期待しないで入ったのですが、結構良い品揃えで驚きました。特にRed Wing100周年記念モデルは、日本で3万円以上するところ、129ドルでした。よっぽど買おうかと思いましたが、10年前に買ったアイリッシュセッターはまだ健在だし、別にマニアでもないので二足あっても仕方ないと思い、結局買いませんでした。ちなみにアメリカにRed Wingの靴はたくさんあれど、そのほとんどはガチの労働者用の靴であり、日本のようにファッション性重視のものは無く、実際アイリッシュセッターを売っているのを見たのはこれが初めてでした。
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3月16日(金)の昼
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今学期TAをしているクラスの試験問題を作成するために、過去の類似のクラスの試験問題を参照しようと自分のキャビネットを漁っていると、なんか変な書類を発見。何の気なしに見ると、3年前のコンプの試験結果通知表でした。点数と、採点した各先生のコメントが書いてあるやつです。僕は当時、コンプ合格は何かの間違いではないかと本気で思っていたので、怖くて一度も見ずに封印していたのです。なので僕は今でも「受かった」ということを知っているだけで、各先生が僕の答案にどれくらいの点数をつけ、どれくらいギリギリ受かったのかを知りません。「今なら見れるか?」と思ったのですが、ただでさえ結構調子悪いのに、これを見たらますますショックを受けると思い、「今はまだ時期ではない」と判断。そっと奥に戻しました。僕にこの紙を直視できる日は来るのだろうか…。ていうかこんな性格を直さないといけない。
テキサスは今年からサマータイム開始が3週間早まり、前の日曜日から始まりました。僕は昨日それに気づきました。水曜日はケータイの時間が1時間早くなっているのを発見して、必死で直そうとしていたのですが、調節の仕方がわからず困っていました。アメリカのケータイは電波を受けて現在地の時間を自動的に表示する仕組みになっているらしく、自分で時間を合わすことはできません。つまり僕のケータイはサマータイムで自動的に調節されていたのであり、この時点で気づくべきだったのです。サマータイム導入から5日目に気づくとは、さすが「引きこもり生活」です。
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3月18日(日)の朝
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金曜日の晩は、オースティンで開催中の音楽祭、SXSW(South by Southwest)で行われるイベントの一つであるJapan Niteに行ってきました。この日本のバンドばかりが集まるイベントは、SXSW全体を通じても人気のイベントであり、各イベント共通のSXSWのバッジもリストバンドも購入していない僕としては、入場するには早く行くか長く待つしかなく、そんなんだったら行かないでおこうと思っていたのですが、オースティンの「カリスマ」であるTヒロくんのコネでVIPリストに載せてもらい、首尾よく入ることができました。以下出演順に感想等。
・オレスカバンド
大阪堺市出身で、この3月に高校を卒業したばかりの女子6人によるスカバンド。曲も良かったが、何よりも彼女らの必死さが伝わってきて好感がもてました。Foxの人気番組American Idolのディレクターのプロデュースで全米デビューが決まってるらしいです。カッコ良かったのでTシャツを購入しました。会場も大盛り上がり。
・ザ50回転ズ
大阪出身の男子3人組のコミックバンド(←!?)。エフェクターを一個かましただけのストレートなギターの音は今回出たバンドの中では一番好きでした。パフォーマンスは「キモさ」を狙ったものが多く、好みが分かれるところだと思います(僕は好き)。
・Pistol Valve
モデルさんかと見まがうばかりのゴージャスな感じの女子10人による管楽器中心のバンド。ベースとドラムはDJによる。外見のインパクトはすごいですが、曲のインパクトはそれほどでも無い気がしました。
・Go!Go!7188
僕は知らなかったのですが、日本ではすでに有名らしい3人組のバンド。アメリカ在住のためか単に年齢のためか「浦島太郎状態」になりつつある僕でも一つだけ聞いたことがある曲がありました(「こいのうた」というらしい)。確かにどの曲も良かったし、上手かったのですが、好みの問題としてギターの音がエフェクターかましすぎで痩せている気がしました。
・HY
今回の出演バンドの中では一番有名らしいですが、僕は全く知りませんでした。日本人の客が前の方に来て盛り上がり、アイドルのコンサートみたいになってました。これまた僕の好みの問題ですが、Deenとかclassとかに似た90年代っぽいあまり個性の無い感じの曲が多かったような。
・THE EMERALDS
この頃になると疲れていて、後ろの方で休んでいたのでほとんど聞いていませんでした。たまたま隣にいたアメリカ人の男は「2年前から彼らの大ファンで、今日もこのために来たんだ。ラブレターも書いたこともある」と言っていました。
ということで僕の中では、好きだった順に、Go!Go!7188、オレスカバンド、ザ50回転ズという感じでした。昨日は筋肉痛で一日休養。
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3月22日(木)の夕方
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今日の昼、UTの博士課程OGで現在オハイオ州立大学教授のJanet M. Box-Steffensmeierのトークに行ってきました。彼女は、93年にUTでPh.D.を取得し、子育ての傍らすごい勢いで有名ジャーナルにパブリケーションを重ね、10年で教授にまで上り詰め、政治学会の要職を歴任するという、おそらくUTの政治学Ph.D.の中では一番有名な人なのではないかと思います。
彼女のトークはもちろん誰でも出席できますが、基本的に1年目の学生がとる二番目の統計分析のクラス中に行われたもので、内容も政治学方法論の分野はどんなもんか、という感じでした。熱い分野として彼女は、"time-series cross sectional analysis"、"time-series analysis"、"multilevel modeling"、"event history analysis"、"Bayesian analysis"を挙げ、それぞれについて概要と、どういうことが問題になっているか、ということについて述べました。まあ当然excitingではありませんでしたが、僕はこれら全てについて詳しいわけではなく、「ああ、ここはもっと勉強しないといけないな…」と色々自分が足りない部分を気づくことができました。こういう有名なOGを迎えることは在校生にとって刺激になって良いと思います。
ところで最新のPerspectives on Politics(アメリカ政治学会発行のジャーナルの一つ)は日本のフィギュアスケート選手の中野由加里の競技中の写真が表紙でした。なんでかというとおそらく所収の"The Cold War on Ice: Constructivism and the Politics of Olympic Figure Skating Judging"という論文に対応したものだと思います。この論文は、オリンピックのフィギュアスケートにおいて審査員の出身国と選手の出身国によって、審査員の採点にバイアスは生じるか、という問題に答えたものです。冷戦期とポスト冷戦期に分けて行われた統計分析の結果、やはりそのようなバイアスは存在するという結論が得られました。審査員と選手の出身国が同じ場合、審査員はその選手に高得点をつける傾向があり、また審判は自分の国と対立するブロックに属する国の選手に低い点数をつける傾向があるそうです(冷戦期からポスト冷戦期に移行することでこの傾向は緩和される)。一方で、同じブロックの中や非同盟諸国との間にはそのようなバイアスはありません。ちょっと統計分析の結果が弱い気もしますが、冷戦がスケート競技の場にも持ち込まれているということを示したという意味で、面白い論文だと思います。
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3月29日(木)の夕方
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今学期は博士論文に集中しており、生活パターンがそれなりに確立されているわけですが、ともすればダラダラなり勝ちの生活に規律をもたらすべく、いくつかルールを設定しています。しかし当然守れないことが多いわけで、そうすると自己嫌悪に陥ってしまい、果たしてこのようなルールは本当にあった方が良いのかと考えてしまいます。いくつか挙げると以下のような感じ。
・6時起床、11時就寝
・朝食7時、昼食12時、夕食5時
・間食はチョコレートをちびちび
・昼寝は昼食後と夕食後に10分、ベッドではなくソファで
・メールチェックは朝イチのみ
・朝イチ以外は論文執筆上必要のないネットサーフィンはしない
・基本アパートで勉強(僕は今まで「図書館で勉強派」だったのですが、移動に結構時間がかかるのと、資料をイチイチ持ち運ばなければいけないのでやめました)
・毎日シャワーではなく浴槽に浸かる
・外食は極力しない
・コーヒーは朝食後と昼食後
・食べ物は50回噛む
・基本、肉を食べない
・姿勢を良くする
この他にもほんとどうでもよい自分の中の「ルール」がたくさんあります。ちょっと病んでるのかなあ、という気もします…。
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3月30日(金)の夕方
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今日は学部で、Caltechのピーター・オードシュック教授のトークがありました。オードシュック教授は、昔UTで教えていたこともある有名な政治学者で、日本でも政治過程論や投票行動の教科書には絶対にその名前が登場します(特にRiker & Ordeshook. 1968. A Theory of the Calculus of Voting." APSR)。しかし最近のUT政治学部の傾向なのか、教授陣、学生合わせて10人ちょっととあまり人は来ませんでした(それでも先学期のUCSDのマカビンズ教授のときの6人よりはマシですが)。こういう外部のスピーカーを招いてのイベントも、昔は僕が興味があるような人が2回に一回は呼ばれていて、聴衆も開始時刻ちょうどに行くと席が無くなるくらい来ていたのですが、最近は政治思想か公法か、質的研究の比較政治(最近では、質的研究を推進する「ペレストロイカ運動」の中心地であるアリゾナ州立大から"Narrative"の方法論の先生が来ていた)ばかりで、僕が興味を引かれるような人も来ず、また仮に今回のようにあったとしても、大して人も来ないのです。これは特に下の学年ほど顕著です(1、2年生の三人に一人くらいは政治思想専攻なのでは…)。
まあそういうことは良いとして、オードシュック教授ですが、なんか計量や数理をバリバリやる政治学者に共通した独特の雰囲気があり、もちろんしゃべるとマトモですが、ぱっと見では、バスの中で独り言を言っていても違和感が無いような感じです。話の内容は、公式の選挙結果から選挙で不正が行われたかどうかをみつける、というもので、学問的関心よりも実際的関心から来ている感じでした。経済学では、連邦準備銀行のエコノミストなんかが経済データの統計分析を通じて不正の存在を指摘して、それをもとに実際に捜査が行われたりするらしいですが、政治学ではそのようなことはほとんど行われていません。例外としては2000年大統領選挙でのフロリダ州パームビーチ郡の集計をめぐって政治学者が統計分析を通じて"異常事態"であることを指摘しましたが、これも結局はあまり影響力はありませんでした。オードシュック教授としては、こうした事態を受けて、対立候補の票を捨てたり、対立候補支持者の投票を阻止したりするなどの選挙の不正の存在を暴く統計学的手法を確立したいと考えているようです。
メインの分析対象はウクライナ。ちょうど選挙が立て続けに3回あった時期があり、候補者も同じ、景気も同じ、違うのが国際選挙監視団の存在だけというまさに「社会実験」にふさわしい状況だったそうです。まず最初、郡ごとの投票率の分布を比較すると、不正が無かったと思われる1回目は、普通に正規分布しているものの、不正が行われたと思われる2回目になると、正規分布とは言えない不自然な形になっています。それが国際選挙監視団が入った3回目の選挙になると、また正規分布に戻ります。さらに、郡ごとの投票率を横軸に、各候補者の得票/有権者数を縦軸にプロットします。もし不正が行われていないのであれば、各候補者に強い郡、弱い郡があったとしても全体とすれば、各候補者共に右肩上がりの直線が引けるはずです。それが2回目の選挙においては、2位の候補者に関してのプロットが不自然に右肩下がりになっています(要するに投票率が高くなるほど、その候補者の絶対得票率が下がる)。また1位の候補者に関してはすごい右肩上がりになり、回帰式の推定結果の上では、100票、投票数が増えるごとに、1位の候補者の得票が116票増えるという事態になっています。つまりこれらが何らかの不正(票を捨てるなど)が行われた証拠だと言うのです。
しかし、これらには当然、批判はあります。まず「正常な状態ではどうなるか?」ということに関する仮定が強すぎます。「正常な状態」では正規分布あるいは右肩上がりになる、となぜ言えるのでしょうか。また、不正が無くてもこれと同じような結果が出る場合もあるでしょう。「回帰式の推定結果の上では、100票、投票数が増えるごとに、1位の候補者の得票が116票増える」というような一見不自然に見える結果も、別に不正が無くとも起こりえますし、マイノリティが異様に多い郡なんかが多いと、プロットも右肩下がりになる場合もあると思います。結局、公式の選挙結果から不正の存在を見つけ出すための「一般的方法」としては、このやり方はまだまだ欠点がありそうです。
ただことウクライナに関しては、上でも書いたとおり、立て続けにあった選挙で「国際監視団の存在」という一つの変数だけの違いによって、結果が変わったのだからそれなりに信憑性があるのではないかと思います。また、オードシュック教授は「不正の存在以外の要因によってもこれらの結果が観測されるのでは?」との指摘に対して、「これはペーパーには書けないんだが、実際にこの選挙では大規模な不正が行われたということを、その手口も含めて聞いているんだ!」と言っていました。要するにこの手法は今のところ、具体的に不正の存在が相当疑われるときのみに有効なのであり、この結果をもとに捜査を開始できるという段階ではないようです。
ちなみに他の国でこの方法を応用したところ、アメリカの場合、オハイオ州の一地域において、2004年大統領選挙時に「ブッシュ陣営が不正を行った」とおぼしき統計的な結果が示されましたが、過去3回の選挙においても同様の傾向が見られたことから、どうやらこれは不正が行われたのではなく、この地域に特有のデモグラフィックな要因が働いているのではないかとのことでした。あとメキシコの北部地域においても2006年大統領選挙時に、「不正」が行われたのではないかとの証拠が示されましたが、実際の原因はわからないようです。
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