| 2007年5月の日記 | ||
| 5月3日(木)の夜 | ||
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毎週末一緒に遊んでいるUT経済学部、Assistant ProfessorのH先生より、先月日本で発売されたご自身の手によるミクロ経済学の教科書を頂きました。
僕にはこの教科書について詳しくコメントする能力も時間も無いので、以下に「はじめに」の冒頭の部分を書き出したいと思います。ここだけでも何か他の教科書とは毛色が違っているのが何となくわかると思います。 |
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| 5月10日(木)の朝 | ||
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TAのクラスの試験が月曜日にあり、明日のオフィスアワーには学生が来そうなので、復習しています。今回の試験問題もTAが分担して問題を作ったのですが、あまりにもニッチな問題が多すぎます。前回もこんな感じで、平均点が低すぎて文句が出ていたのに、なんでわざわざこんな変な問題をまた作るのかと思います。僕が分担した8問はどれも簡単なものばかりです。平均点が80点くらいでも良いと思うのに、どうして他のTAはわざわざこんな変に難しい問題を作るのか。先生に自分の「実力」(←!?)を示したいのか。ちょっとはこの試験を受ける学生の立場になって考えるべきです(しかも試験後の処理で困るのはTA自身なのに)。 |
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| 5月10日(木)の夜 | ||
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やはり夏だけあって長期でオースティンを空けるようで、これまでのところ博士論文のコミティーの先生方のうち、一人は6、7月不在、一人は7月不在ということが分かっています。この分だとおそらくディフェンスは8月上旬になりそうです。とりあえず今渡している分のコメントをもらうときにでも詳しく日程を決めたいと思っています。 |
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| 5月10日(木)の夜2 | ||
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おそらく小泉政権下(2001年4月〜2006年9月)での内閣支持率の時系列分析は、全期間を通じてはまだ誰もやっていないのではないかと思ったので、戯れにやってみました(一部の期間に関してはE大のNくんがやって論文を発表している)。データは月ごとで、全て時事世論調査から(ソースは『世論調査年鑑』と中央調査社ウェブサイトと時事通信社ウェブサイト)。従属変数はもちろん内閣支持率、独立変数は与党支持率(自民党、公明党、保守党の支持率の合計)、完全失業率、消費者物価指数、それに各種政治イベントに対応するダミー変数(ハネムーン効果、2001年参院選、靖国神社参拝、田中真紀子外相更迭、北朝鮮訪問、イラク特措法成立、2003年衆院選、2004年参院選、2005年衆院選)です。
例によって各時系列をARFIMA(AutoRegressive Fractionally Integrated Moving Average)フィルターで自己相関を持たないホワイトノイズ残差へと変換した後、重回帰分析にかけます。結果は以下のとおり。
与党支持率が内閣支持率に対して統計的に有意な正の影響を及ぼしています。つまり与党支持率が上がると内閣支持率も上がるというわけです。個人のカリスマでもって政治をひっぱってきた小泉首相といえども、やはり従来の自民党の首相同様、与党自民党に対する政党支持の恩恵に浴してきたわけです。完全失業率、消費者物価指数の経済変数は効いていません。というのも両変数とも、小泉政権下においてはあまり変化していないというのもあると思います。有権者の「暮らし向き」や「世間の景気」に関する認識もモデルに加えたかったのですが、一部の時期について入手できなかったので断念しました。 |
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| 5月17日(木)の夜 | ||
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今日は博士論文の英語をネイティブに見てもらっていました。学期中は学生チューターとアポをとった上で、無料で1時間のセッションを受けることができ、今学期の後半は週1くらいのペースで利用していました。でも今回はもう学期が終わったのでいつもお願いしているチューターに個人的にアポをとって見てもらうことに。彼は普段は1時間10ドルを大学からもらっているそうなので、12ドル払いました。彼は生物学専攻の学部生で、「陽気なアメリカ人」のイメージとは対極にある無口でナードな白人ですが(彼が笑ったのを見たことがない)、仕事はきっちりしてくれます。今まで別のチューターも利用したことがありますが、彼が一番しっくり来るので、先学期以来いつも彼を指名しています。
↑明日に迫った卒業式に向けて準備が進む"main mall"。僕が卒業予定の夏は残念ながら卒業式がありません。
↑京都の友人が送ってくれた"I Love Kyoto" Tシャツ。 |
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| 5月21日(月)の夜 | ||
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今日はメインのアドバイザーと会い、博士論文ディフェンスの日を具体的に決めて良いということになりました。後は彼の秘書とのやり取りとなります。前にも書いたとおり、他のコミティーメンバーの先生で、6月と7月、オースティンを空ける人がいて、この人が帰ってくるのが8月2日とのことなので、博士論文提出期限の8月10日までの実質1週間しか日がありません。この中で果たして5人の先生のスケジュールの合う「1時間半」はあるのか、かなり不安です(場合によっては一人までは欠席できる)。ていうか5人(以上)というコミティーメンバーの数は多すぎると思います。大学によっては3人というところもあるようですが、こっちの方が各先生方の指導責任みたいなものも大きくなるだろうし良いのではないでしょうか。 |
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| 5月24日(木)の朝 | ||
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ディフェンスの日程調整で気が重い日々です。一応忙しそうな先生から先にと思って、調整を進めているのですが、三人を終わった段階ですでに8月6日と7日しか可能性が無くなってしまいました。二ヶ月以上先の話なのにどうしてこんなにみんな忙しいのか、理解不能です。10日の提出期限を逃すと夏学期卒業できなくなりますが、その場合でも8月中にはディフェンスして、9月には帰国しようと思っています(これだと12月卒業)。ただ問題は夏学期の学費。納入期限が6月1日で、もし夏学期に卒業するなら払い込まないといけません。でも振り込んだ後にディフェンスの日程の調整がつかなくて卒業できない、となると単なるムダ金となります。約2000ドルは大きい…。いずれにせよ残り二人の先生に問い合わせたメールの返事が来るのが怖くて、メールチェックもままなりません。 |
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| 5月26日(土)の昼 | ||
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8月10日までのディフェンスの日程調整ですが、4人目を終わった段階ですでに不可能になりました。4人目の先生は8月3日〜18日までイギリスにいるとのこと。仮にこの先生抜きでディフェンスしたところで、いずれにせよ8月10日までに彼のサインがいるので、事実上不可能です。なんでこんなことになるのか。みんな夏とはいえ旅行しすぎ!。というか、6月中旬〜8月2日までダメな先生と、8月3日〜18日までダメな先生がいる時点で夏学期卒業は不可能です。これも運命か…。仕方ないので8月下旬にディフェンスを設定し、12月卒業ということになりそうです(他の可能性ももちろ考えてみますが)。 |
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| 5月29日(火)の昼 | ||
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結局5人目の先生も都合が悪かったので、夏学期卒業を断念しました。あと論文の内容でも問題点を発見。僕が使っている統計手法にはある前提があるのですが、実際データがその前提をviolateしているかどうかのチェックをしていませんでした。単純なことなのに今の今までこれに気づきませんでした。とりあえずここ1週間はこの問題に集中したいと思います。 |
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